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粘着テープの残渣評価

TOF-SIMSにより表面付着物成分を同定します

概要

粘着テープの残渣は、製造工程において密着不良・剥離の原因となります。不良の原因として残渣が疑われる場合、表面付着物の成分とその分布を調べることができるTOF-SIMSが有効です。
粘着テープをSiウエハ表面に張り、剥がした後のSiウエハ表面および粘着テープの表面をTOF-SIMSで測定した事例をご紹介します。

データ

粘着テープAの表面に存在するBa(安定剤由来)が、Siウエハ表面に付着物として残っている様子が確認されました(図1)。 貼り付けるテープの種類を変えたところ、粘着テープBではジオクチルフタル酸(可塑剤DOP由来)が、粘着テープCではアセチルクエン酸トリブチル(可塑剤ATBC由来)がSi表面から検出されました(図2)。

このように、TOF-SIMSでは有機材料の成分とその分布を評価することができるため、残渣がどの工程で生じたものか、何に由来したのかを調べることが可能です。

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MST技術資料No. C0197
掲載日
測定法・加工法 [TOF-SIMS]飛行時間型二次イオン質量分析法
製品分野 日用品
分析目的 組成評価・同定/化学結合状態評価/組成分布評価/安全性試験

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