薄膜成分の付着量を試料間で比較
概要
蛍光X線分析(XRF)では、元素分布の簡便な評価が可能です。 本事例では、蒸着装置を用いて任意量のAuを成膜した4inchのSiウエハA・Bを試料として、Auの分布および総付着量の比較を行いました。 面分析の結果より、Auの分布状態が確認できました(図1~4)。また、各画素から得られたXRFスペクトルのAu強度より付着量を比較し、ウエハBはAより多いことを確認しました(図5)。
データ
面分析結果
ウエハA(Au成膜量:小ない)

ウエハB(Au成膜量:多い)

総付着量の分析結果

積算XRF強度より、視野内におけるAu量はB>Aであることが評価できました。 ※付着量の比較は、試料の構造・ウエハの面積が同じ場合に適用可能です。