水溶液中でAFM分析による表面性状の定量評価ができます
概要
高分子には、環境によって形状変化する素材があります。試料本来の形状を観察するためには、実環境での測定が必要となります。
本資料では、生理食塩水中でのソフトコンタクトレンズ表面形状を可視化した事例をご紹介します。実環境に近い条件で測定することによって、試料本来の形状を保ったままの評価が可能です。
データ
測定環境について
図1 コンタクトレンズ

- 生理食塩水中
実際の使用時に近い形状を保持している
- 乾燥・純水中:
含水率が変動し、変形が生じる
ポイント
測定対象に応じた環境を選ぶことが重要
生理食塩水中におけるコンタクトレンズ表面のAFMイメージング
図2 使用前後のコンタクトレンズ表面(5μm角視野)

ポイント
- 環境によって形状が変化する素材の、本来の形状観察が可能
- 表面粗さを数値化できるため、定量比較が可能
- 装用後の汚染評価や、洗浄液による洗浄力の評価が可能
カラーコンタクトレンズ
図3 カラーコンタクトレンズ

生理食塩水中におけるカラーコンタクトレンズの形状比較
図4 カラーコンタクトレンズの着色部/非着色部境界におけるAFM分析(10μm角視野)
